tomoの新社会人生活その①～営業職バリキツイやん編～

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俺は社会人になってからの話をすると、友達がほぼいない人生を歩んできた。
大卒で事務系総合職で入社した某メーカーでは決まって事務職希望だった。

営業職なんて社交的ではないし知らない人と仲良くなるの疲れるし酒が
弱いので飲み会嫌いだし話の引き出しとかあまりないし、絶対避けたい
職種であった。

しかし、研修後蓋を開けたら営業職と辞令を渡され、さらに東京で就職
したはずが熊本の販社出向。

営業の上に全く土地すら知らない熊本県の遠方へ行くことになった。
世間はリーマンショックの爪痕が強く残っていた超氷河期時代。

これ、絶対持たないよね。終わったよね。。
いざ、販社出向で行ってみると、世間の風はおろか社内の風はもっと冷たい。
メーカー（本社）から降りてきたよ、俺らよりか給料高いんだろ、なんでメーカーの
新入社員なんか育てないかんとよ、メーカー出身なんだから商品もなんも全て
わかって仕事できて当然だ！てな感じで半分いじめられながらのスタートだった。

お～お～、誰も教えてくれない、素っ気ない、冷たい・・・
研修はまともになくすぐ外に出され、営業生活が始まった。

最初は車にナビも付いておらず、何となくの地図を渡され顧客名簿を渡された
ただけで後は地図帳片手にひたすら回ることを余儀なくされた。
今みたいにはいスマホでグーグルマップで検索～なんて時代ではなくて
ガラケー全盛期であった。

道がわからない。中々訪問できない。しかも飛び込みメイン。
一件また一件営業しに行くたびに俺の心に鉄の矢が突き刺さる気がした。
社内に帰ってきても一々どうだったの声もかけてくれる人もおらず、

孤独と慣れない生活と嫌な営業の仕事が毎日押し寄せてきて
崩壊寸前であった。。

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タグ：ADHD アスペルガー